リメンバー・ザ・台風②

被災時の心理②(2019台15振返り)

 

さて、翌朝10日。ランタンとラジオで朝食。

冷蔵庫の中の消費で朝食。

この日は休日(シフト勤務なもので)。

ラジオは通常番組。かずさFMでさえも。ワンセグの携帯テレビは通常番組。

スマホは…おっそい。電池の減りがやけに早い…。なるほど、要は繋がってないわけね。

 

千葉は孤立してるのか?

こうなると情報難民です。

 

残りの倒木処理とか、体力使う仕事はやりません。なぜ?電気来てない→シャワー浴びれない、エアコン無い。

こんな中で体力使う復旧作業なんかしたら、熱中症で倒れかねない。こちとら奥さん子供養ってて、真っ先に倒れるわけには行かない。さしあたり通行の迷惑とか、他人に迷惑をかけて直ちに問題となっている事象でない限り、体力仕事はせずに温存を決め込む。

むしろ、長期戦を想定して物資調達に走るべき。

 

食料にせよ充電、電池等にせよ、非常用の蓄えはあれど、それを使い出すと、それがあと何日持つかカウントダウンが始まる。

これらがなくならないよう奔走することが第一となる。これはピリピリしますよお。

 

テレビ点かずラジオは通常番組、電話・ネット不通。→情報とれない、出せない

 

復旧予定は今日明日と言うが、アテにはならない、冷蔵庫は暖まっていく、夜はエアコン無し、風呂は水シャワー、おまけに今日は暑そう、寝られないとなると、体力を無駄に消耗。

 

近場のイオンに買い出しにいく。

自家発電で営業してた。日持ちする食料品のみの販売。携帯充電サービス。人が群がる。

ここでネットがつながったのでブログとSNSにSOS投稿。『千葉やベーぞ』

通常番組ばかりやってるローカルFM局(かずさFMね)にリクエスト。(災害対策放送やってくれ!開いてるお店情報など、ひっきりなしに流してくれ!)

 

発電器を買いにホームセンターに行こうとするも渋滞で埒開かずあきらめて帰る。

 

暗くなってきた、やはり今日も復旧無理そうだ。帰宅後もラジオは通常放送。(NHKだけが30分おき位に情報提供やり出した。)

 

東電に裏切られた感満載。

 

今日の収穫は食料のみか。

帰宅すると明るいうちの風呂、軽い飯。

とっとと眠りにつくも、エアコンなしで、うちわで扇ぎつつ寝るも、うとうとして扇ぐ手が止まると目が覚めてしまい結局眠れない。

 

このまま朝を迎えるとなると、しんどいぞーと思っていると、夜半過ぎ、電気がきた。

ブレーカーをあげるとコウコウと光り出す照明。

 

我が家の場合、トータル48時間程度で復旧、軽い方でした。もっともっと長かった地域の方々、ご苦労様でした。それから、全国から配備された、電力会社、電力工事会社の皆々様、お疲れさまでした、ありがとうございました。

 

しっかし、東電は旗振りの下手なこと下手なこと。初日の時点で、

『復旧には時間がかかりそうですので、長期戦の準備をしてください。該当地域への食料や衛生用品など物資の協力を広くお願いします』

とでも言ってりゃ、周りの対応も、もっと良かっただろうと思うし、早く復旧すれば、それはそれで『良かったね。』で終わる話だろうと思う。

 

これをふまえて、発電器を買おう、とは思ったものの、まだ買えてない現実がある。

 

→色々検討した結果、発電機よりバッテリーかも。

 20マソ位する、100Vのエアコンの動かせる大型バッテリー。

 併せてソーラーパネル(ハンディタイプの奴)

 

以上ご参考になれば。ここ数年の台風凶暴化に悩まされる状況。

しっかり準備して守りを固めるしかないのがなんとも。